◆ 100枚単位で文具店で封筒を買ってコピー機で印刷
先週、こんなお客様(Yさん)が弊社を訪ねてきました。
これまで、器用な女性社員が、
会社の封筒を、複合機(コピー機)で印刷していました。
その女性社員は、
A4の書類が入る角2サイズの封筒と、
A4の書類を3つ折りにして入れる長3サイズの封筒を
文具店で100枚単位で購入して、
無くなるたびに複合機で印刷してくれていたのです。
ですが、先月、家庭の事情で退職しました。
そこで、この封筒印刷の見積りをお願いします。
Yさんが見本として持ってきた角2と長3の封筒は、
ブルーのカラー封筒に青1色印刷になっていました。
◆ 社内印刷は本当に安くついているのだろうか?
私はYさんに、1年間の封筒使用枚数を質問したところ、
小さな長3が1000枚くらい?
大きな角2は300枚くらい?
という返事が返ってきました。
そこで、私は次のようにアドバイスしました。
↓ ↓ ↓
文具店で封筒を買うと、どうしても高くなります。
また、複合機(コピー機)での印刷ですが、
青色印刷はカラー印刷と同じなのでカウンター料金が1通し15円以上になっているかも?
となると、封筒代とカウンター料金で25円ぐらい?
さらに、事務員の作業時間(人件費)もかかります。
だったら、私ども印刷会社に1000枚を発注してください。
1000枚なら、
ブルーの長3封筒に青1色印刷で約15,000円(税悦)で1枚単価が約15円。
初回だけ、版づくり代が3500円ほど必要ですが、2回目からは不要です。
大きな角2封筒も同じで、
私ども印刷会社に500枚を発注してください。
その方が安くあがります。
また、「100枚の印刷に30分」という無駄な人件費も省けます。
◆ 遠慮せずに見積をとってみよう
このYさんの会社のように、
封筒を、コツコツ、コツコツ社内印刷しながらも、
「かなり時間をかけているなぁ~」
「インクジェットプリンターのインク、かなり高いよなぁ~」
「社内印刷の方が高くついているのでは?」
と、不安を感じているのなら、
「内製化でコスト削減!」のつもりが、逆効果になている可能背があります。
一度、印刷会社に、見積をとってみましょう!
(おわり)
【参考】 いろいろな色が用意されていカラー封筒 ▼
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