こんにちは。
「街の印刷屋さん」こと、香川県三木町 アート印刷の
十河尚史(そごう ひさし)です。
約40年前にトヨタのテレビCMで流行った
「いつかはクラウン・・・」
というキャッチコピーを覚えているでしょうか?
当時のクラウンは超高級車で、多くの日本人が
「いつかはクラウンのオーナーになりたい!」という夢を持っていました。
この夢と同じように、
「いつかは、自分の絵本をつくってみたい」
「書き溜めた俳句を整理して、いつかはちゃんと印刷製本したい」
「いつか、これまでの人生を1冊の本にまとめたい」
「3本の小説原稿を、いつかは自費出版したい。アマゾンに登録したい」
という夢をお持ち人が大勢います。
これは私の感覚ですが、
「いつかは、自分の本をつくってみたい」という夢を持っている100人の中で、
本当にその夢を実現する人は、20~30人と想像しています。
なぜ、70~80人が本づくりの夢を実現できないのか?
なぜ、自費出版への最初の一歩を踏み出せないのか?
その原因は人によってさまざまです。
たとえば、
・ 印刷会社を全く知らないのでドアをノックできない。電話する勇気がない。
・ ホームページを見ても、『本づくりが得意な印刷会社なのか?』を判断できない。
・ 勇気を出して電話してみると、
「本の印刷は、他の印刷会社に相談してください」と言われた。
・ 印刷会社に、なかなか相談できないので、
本づくりの費用が全くわからない。10万円? 30万円? 100万円?
・ 印刷会社に渡す原稿づくりは、これでいいのだろうか?
・ 勇気を出して見積りをとって、予想以上に高かったらどうしよう?
断りにくいなぁ~
この不安な気持ち、よく分かります。
私も、高級腕時計店や高級ブティックなど、不安で入っていけません。
ですが、
本づくりに携わる印刷屋のオヤジとしてアドバイスするなら、
1.「本づくり」という夢を実現するのなら、相談だけになってもよいので、
まずは、印刷会社に相談すること。
2.相談することで、「1.本づくりの概算費用」
「2.印刷会社に渡す原稿データのつくり方」
「3.本づくりの流れ/製作期間」。 この3つが分かる。
3.本の仕様、紙質、表紙カバーを付ける? などの
アドバイスをもらえる。
4.印刷会社の営業マンは、後追い営業はしない。
頭の中は綺麗な印刷物づくり、納期管理でいっぱい。
「相談だけになったら申し訳ない」という気づかいは不要。
5.最後は、本づくりが得意な印刷会社の見極め方。
地元の印刷会社10社前後のホームページを見て、本づくりについての
情報量の多い上位3社を「相談相手候補」にする。
6.あとは、相談相手候補の印刷会社へ
作りたい本の概要を伝えて、最後に「概算見積りをお願いします」と
依頼する。
上記の行動を起こすことで、
・ 想像より安かった。では、もっとページ数を増やそう。
・ 逆に、想像よりも高ったので、カラー印刷ページを半分にしよう。
・ 年末完成のためのスケージュールが見えてきた。
と、これまで停滞していた
あなたの夢の本づくりが一気に動き始めますよ ρ(^o^)ρ
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