こんにちは。
『まちの印刷屋さん』アート印刷の遠藤です。
先日は文化の日だったので
お気に入りの本を読み返していました。
脳、宇宙、死、政治、猿、etc…
さまざまな分野で徹底した調査と取材を行ない、
そこから鋭い分析を導き出す立花 隆さんは
私がもっとも憧れている人でした。
【知の巨人】とも呼ばれた立花 隆さんは
2013年に『自分史の書き方』という本を
出版しています。
人生のセカンドステージを迎えた
シニアの方を対象に立教大学で行なわれた
特別講義を書籍化したものです▼
本の原稿づくりは大きな労力と時間を要します。
さいごまでモチベーションを保ち続けることが難しく
途中で挫折してしまう方も多いです。
立花さん曰く、原稿の執筆作業は
プロの作家でも思うように筆が進まず
行き詰まってしまうことが幾度となく訪れるそうです。
立花さんの著書を読んでいると、
さいごまで原稿を書き上げるために大切なのは
【 ひとりで取り組まないこと 】だと強く感じます。
ちなみに、立花隆さんの特別講義を受講した人は、
全員が期限内に原稿を書き上げたそうです。
なぜ、書き上げることができたのかといえば、
講師と受講者が2人3脚で原稿づくりに取り組める
環境だったことが大きく影響していると思います。
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原稿執筆で行き詰った時、
ひとりで突破口を見つけるのは本当にしんどいです。
その経験が積み重なっていくと、
机に向かいたくなくなります。
だから、もし原稿づくりに行き詰まった時は、
執筆途中の原稿でもよいので第三者に読んでもらい
感想や意見をもらってください。
周りに適した人がいなければ
「原稿を読んでアドバイスが欲しい」
と弊社にご相談ください。
それが行き詰まっている原稿執筆を再開して、
最後まで書き上げる秘訣です。